ちんたら療養日記4 

南の国からこんにちは

今日のよもやま(風の盆のミリョク編)

どうもこんばんは。

えーと。

さっそくモロモロの作業を再開したのですけれど。

なかなか思うように進みません。

ま。分かってはいたけれどね。

で。

いかがでしたでしょう?風の盆の映像は?!?

なんか、どうしても映像では興奮が伝わらないみたいでですね。

このほかにもいくつか映像は撮ったんですけど、

(途中で生の魅力には到底及ばないことに気づいて撮影を放棄したんですけどね)

それを家族に二つ三つ見せた時点で「もう飽きた」とか言われて。

何を言っている??風の盆の魅力は夜半過ぎからなのに!?

コレはまだ宵の口の映像ではないか?!

と思ったけど。

実は私も実際に実物を見るまでは、ナイスミドル様や先生の絶賛コメントを伺っても、

「へえ?」くらいにしか思わなかったので仕方ないのでしょうけれどね。

とにかく。

すごいのですよ!

八尾という町はとても小さい町で、鉄道も単線です。

だからあんまり大きな町ではないのですけれど、

風の盆のときだけは、全国から観光客がやってきます。

そのわけは。

風の盆で踊られる踊りの曲調と振り付けが、とても美しいからです。

そりゃあ、他の地方のお祭りや民俗芸能だって、非常に美しいものがあります。

でも、風の盆は、京都や東京の伝統芸能も真っ青の、独特の洗練された美しさを艶があります。

艶、と言っても、こんなお子ちゃまが何言ってんだと思われることでしょう。

でもでも!これでも!結構、ヒトコロは歌舞伎だの文楽だの能だの狂言だの、

一応伝統芸能は見て回ったので、特に歌舞伎系の踊りモノに関しては分かるつもりです。

艶というものは、基本的に円熟している演じ手だからこそ表現できるというのが、

伝統芸能や踊りの世界では通説です。

つまり、踊りで艶を表現できるのは、いわゆる中年以上もしくは初老に達してから、

というのが、プロの中では共通認識であると言っていいでしょう。

それが!

風の盆では、中心的な踊り手は十代後半~三十代くらい。

編み笠を深くかぶっているので正確には分かりませんが、

夜半以降の町流しでの顔ぶれを見ると、ほぼ間違いないと思います。

その彼らが中心になって、男踊り・女踊りの掛け合いを見せるのです。

歌は哀愁のただよう三味線と胡弓がベース。

どちらかというと切なく、じっくりと聴かせる曲調です。

で。

歌詞も、艶っぽいというか、若人らしからぬ忍ぶ恋みたいな、

そんな切ないものがうたわれているのですね。

それを、アマチュアの、しかもそれぞれの町の住人や出身者が踊り続ける。

一晩中!

それがもう、たまらなく風情があるというか、独特の艶というか色気というか。

でも、けっして円熟しておらず(つまりしつこくなく)、

さわやかでありつつもしっとりとした、非常に心地よい艶を見せてくれるのです。

あーもう。

うまく言えない!

つまりは結局。

生で見ないと、その魅力がぜんっぜん伝わらないのである!!

ま。

そうは言っても伝えないと仕方ないので、もう少し努力してみます。

が、もう力尽きました。

ごめんなさい。