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ちんたら療養日記4 

南の国からこんにちは

萌えの根源を追求してみる(ジェーン・エア編)

どうもお久しぶりです。

博論の見通しがたってから、しばらくオフでぐうたらのんびりしておりました。

なにせ、春からなんとはなしに研究でばたばた追いつめられておりましたので、

人に会ったり本を読んだり酒を飲んだり、オフライン活動(?)にいそしんでいたわけです。

で。

研究で行き詰ってる間に、二次元にはまってしまっていた。

よくないですねえ、本の中やパソコンの向こう側に希望を見出すなんて。

でも仕方ないです。現実をふり返れば、いやんなっちゃうことばっかりなんですから。

本のページやパソコンの液晶という超えられない壁があるからこそ、

その先の世界は夢のようなめくるめく(以下強制終了)。

で。

ふと、考えてみたんです。

私が二次元できえええって萌えてるけど、その発端ってなんだったんだろうと。

そこで真っ先に思いついたのが、ジェーン・エアでした。

まあ、言わずと知れた、ブロンテの小説ですが。

中二のときに英語のテキストで出てきて(既にその時点で何かが間違ってると思うけど)、

高三の英語の教科書にも出てきて、授業で使わないけどむさぼるように読んでました。

で、特にその教科書に抜粋されてたところが、前半のピーク、

主人公ジェーンが想いを寄せているお屋敷のご主人、ミスター・ロチェスターの結婚話が出るところで。

たまたま二人で話す(ホントはたまたまじゃないんだけど)シーンだったんです。

二人はそもそも、身分の違い(貴族の跡取りとそこの養女の家庭教師)があるにもかかわらず、

お互いのフィーリングや頭脳の明晰さもあって、すごく惹かれあうんですね。

でも、逆に、ミスター・ロチェスターにいかにも奥様候補な女性が出てきたりして、

ジェーンは身分の違いもあるのでとても苦しむんです。

で、そんなときにロチェスター氏の結婚話が持ち上がり…という、

引っ張って引っ張ってな展開での、はいようやく本題です。

(以下、原書も手元にないからうろ覚えゴメン)

ジェーン「ご結婚なさるそうで…おめでとうございます」

ロチェスター氏「ああ、ありがとう」

ジェーン「ようやく、素敵な伴侶をお迎えになれるのですね」

ロチェスター氏「そうだな、あんな素敵な女性と結婚できるのだから私はとても幸せ者だと思うよ」

<以下中略>

ジェーン「そうですか…それでは、私はもうこの仕事(養女の家庭教師)を辞めようと思います」

ロチェ(以下略)「なぜだ、ミス・エア」

ジェーン「ご結婚なさったら、アデール(養女)を寄宿学校にお入れになるのでしょう」

ロチェ「そうだが」

ジェーン「それでは、私はもうお役御免ですわ」

ロチェ「なぜだ、ミス・エア」

ジェーン「貴方様がご結婚なさるからですわ!!!」

ロチェ「!!!…貴女は勘違いをしている。私が結婚するのは―」

ジェーン「ミス・なんたら(名前忘れた)でしょう」

ロチェ「違う!私が結婚したいのは、貴女だ!ミス・ジェーン・エア!」

ジェーン「!!!!」

ロチェ「私はあんな人と結婚などしない。私は貴女と結婚するんだ!」

ジェーン「そ、そんな…」

ここ、まじ萌えです。

まあ、今冷静に考えると、ここまでひっぱるロチェ(略)はかなり鬼畜だと思いますがw

ロチェ「貴女も私のことを愛しているだろう、ジェーン。

    私と結婚してくれないだろうか、ミス・ジェーン・エア

ジェーン「…」

ロチェ「さあ、早くイエスと言っておくれ、ジェーン」

ジェーン「…」

<こんな感じでしばらく続く>

ロチェ「ああ、ジェーン!!貴女は私を痛めつけて喜んでいるのか!(Oh, Jane, You torture me!)」

ジェーン「そんなこと、ありませんわ!私、信じられなくて…」

ロチェ「さあ、ジェーン、早く、イエスと言ってくれるだけでいいんだ。さあ」

ジェーン「…私を、愛していらっしゃいますの?」

ロチェ「勿論だ、ジェーン!」

ジェーン「私を、妻としてお迎えに?」

ロチェ「そうだ!!さあ、早く、『ええ、エドワード』と言うだけでいいんだ!」

ジェーン「…はい…イエスですわ…(Yes, sir...)」

ロチェ「『サー』は要らない」

ジェーン「はい」

ロチェ「エドワード」

ジェーン「エドワード!(Dear Edward!)」

そして抱き合う二人。

♪エンダーーーーーーーーーイヤァーーーーーーーーー♪(ボディーガードのテーマ)

…。

すいません酔ったんでしょうか。長々とスイマセンでした。

まあつまりですね。

身分を超えた愛(=お約束)、そして、それを乗り越えた上での敬語を取った会話、

そして、ファーストネームを呼び合う!これですよ!!!

大学受験時、趣味の読書を断っていた私の唯一の慰め。

それは、英語のテキストと古文のテキストで小説補充をすることでした。

いまでも結局、このパターンは最強な気がするとふと気がついて愕然としたという、

ただ、ただそれだけのお話です。

すいませんでした。