ちんたら療養日記4 

南の国からこんにちは

これ読んじゃった

ゴールデンウィーク中、これを読破。

薔薇密室 (ハヤカワ文庫 JA ミ)/皆川 博子

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休み明けに発表あったんじゃない?という指摘は、華麗にスルーさせていただきます。

もうね。あたし、ほんと、皆川さんの作品好きだわ。

特にドイツものね。第一次~第二次大戦期の。最高だわ。

あらすじが意味をなさない世界っすよ、これ。

どこまでが事実で、どこまでが妄想なのかもわからない。

いろんな語り手がそれぞれ勝手なこと言ってるんだけど、

あちこちでそれがかかわりあって一つの物語になってるって感じでしょうか。

うつくしいもの、珍しいもの、異形なもの。

醜いものとうつくしいものは、紙一重。

一見、耽美ものかと思いきや、耽美に浸りすぎずにぎりぎりの一線ですごく冷徹な視点で描いてる。

そのきわどいラインが、たまりません。

かといって、歴史ものでもあり、ミステリーでもあり。

ほんとに絶妙な距離感なんですっ!

抽象的なことばっかり言っててすいません。

読むのにえらく体力を要求する作家さんです。そういう作品大好き。

先日、こちらも出ました。

双頭のバビロン/皆川 博子

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ゆっくり、じっくり読んでいこうと思います。